君子ハ豹変ス
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■ミイラさんも昔は美人だった・・・?
長沙馬王堆西漢墓の利蒼夫人ミイラ出土30周年を
記念してミイラさんの顔が復元されたようです。

そう・・・もう30年も経つのです。・・・時の流れは早いもので、少年老い易くとは良く言ったもの。私も歳を感じずには居られません。もっとも、30年前は生まれていたわけではアリマセンが。

ただもう遠い感じのする子供の頃、馬王堆のミイラさんが新鮮で生きているようだぜ!という話を聞き、喜び勇んで写真をみたら、そのあまりにリアルな「死体」っぷりに、怖くなり、さらに気持ち悪くなった、あの初心な日々を懐かしく思い出してしまいます。

と、ここで一応ミイラさんについて解説しておきましょうか。

長沙馬王堆漢墓のミイラさんが何故有名かというと、約2200年前の前漢時代に埋葬されたにもかかわらず、赤い謎の液体に浸っていた死体は腐敗も進んでおらず、あまりに新鮮そのものだったということで発掘当時話題を独占したということが一つあげられます。

発掘した人によると、出た瞬間の死体は、肌に艶と弾力があった!今にも動き出しそうだった!ということで、現場に立ち会った人は皆感動しつつ恐怖したとかしないとか・・・。

無論、このミイラさん自体、貴重な死体でありまして、解剖して死因やら、栄養状態やら、何を食べていたのやら、はてはスリーサイズまで、様々な個人データが得られたのは言うまでもありません。死体にはプライバシーなんてないのです。

またこの発掘ではミイラさんだけでなくさらに様々な豪華副葬品やが出土し、その後の研究に多大な影響を与えました。極めて貴重な文物が提供され、歴史小説大好きっ子やちょっと中国史に関心のある人、中国史マニアな人、漆塗マニア、及び研究者にとっては忘れ得ない考古学的成果の一つになったのでした。

そのような経緯で有名なミイラさんなのです。

さて、そのミイラさんの顔の復元についてですが、日本のみならず、中国に於いても、コンピュータ技術の革新は目覚しく、例えば警察なども日々技術を怠らず、頭蓋骨などからホトケの生前の顔を復元する技法が研究されていましす。そこで、今回の馬王堆夫人ミイラさんの顔を復元するプロジェクトはそんな警察の力が使われたそうです。

■趙成文・法医学教授?
復元CGの作成に取り組んだのは中国刑事警察学院の趙成文・法医学教授。
■復元作業解説図
頭蓋骨と皮膚のデータおよび骨格と遺体の形状などから、輪郭や目鼻などの形を決め、精度が90%(教授談)の図を作成。

定説によれば夫人の死亡推定年齢は50歳前後とされますが、今回は死亡当時の顔だけでなく若い頃のCGも作成されました。

■死亡当時の推定容貌。
■30歳頃の推定容貌。
■18歳頃の推定容貌。

■幼児期の推定容貌。

若いころは「柳のように細いまゆ、アンズの種のような目、小さく高い鼻、薄い唇」と美人の条件を備えている彼女もこうして老けていくんだなぁと、感心させられます。

悲しい・・・。人間老けたくないですね。

最後に復元前のミイラさんの画像をどうぞ。

自分が埋葬される場合は、やっぱり火葬が安心でいいかもしれない。そう痛切に思いました。


以上については全て、以下の記事より作成しました。画像の著作権は全て人民日報にあります。
[人民日報の記事をご覧いただくには中国語のフォント(簡体字)が必要ですのでダウンロードしてください]
http://www.peopledaily.com.cn/GB/kejiao/42/154/20020429/720010.html
http://www.peopledaily.com.cn/GB/kejiao/42/154/20020422/714286.html
http://www.peopledaily.com.cn/GB/kejiao/42/154/20020420/713695.html
http://www.peopledaily.com.cn/GB/wenyu/68/20020421/713906.html

[日本語の記事]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020430-01056873-jijp-dom.view-001
http://www.yomiuri.co.jp/04/20020428ic46.htm

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